周産期

PERINATAL PERIOD

総合周産期母子医療センターとしての役割

当院は京都に3つある総合周産期母子医療センターのうちの1つです。正常妊娠・分娩はもちろん、多様な合併症を有する妊娠、あらゆる妊娠合併症の管理を行っています。京都府こども病院として小児科(NICU)、小児心臓血管外科、小児外科を併設しており、特に胎児異常について非常に多くの診療実績を有します。また近隣の病院や医院より緊急を要する妊産婦の受け入れも積極的に行っています。

当院での妊婦健診から出産まで

妊婦検診

正常妊娠を含む当院での分娩を希望するすべての方を受け入れています。基本的には紹介状を持参いただいて受診となりますが、紹介状がなくても受診可能です。但し、その際は初診料加算が発生します。当院では高性能4D超音波装置を導入しており、現在2台稼働中です。

胎児スクリーニング

当院では、妊娠20週頃、30週頃、36週頃の3つのタイミングで胎児スクリーニング検査(普段の健診より時間をかけて、詳しいエコーの検査を行います)を行っています。行う時期によって目的や評価するポイントが少し異なります。胎児スクリーニングについては、担当医師が適切な時期に予約をお取りいたします。

分娩費用

経腟分娩
45万~60万円(産後5日間)
帝王切開
40万~45万円 (産後7日間)
個室料
A個室 +23,800円/日
B個室 +7,600円/日

陣痛室・分娩室

お産で入院になると、まず陣痛室へ入っていただき、 分娩の経過を見させていただきます。
分娩室は3つあり、そのうち1つではその場で帝王切開が可能です。
現在は、新型コロナウイルス感染症対策のため、ご家族による陣痛室での付き添い、分娩室への入室および分娩の立ち会いができません。

面会

お産後に入院していただくのは、周産期B3病棟です。病棟内新生児室に赤ちゃんがいますので、安全管理のため夜間(19時~翌日7時)はオートロック施錠となります。
現在は、新型コロナウイルス感染症対策のため、病棟内でのご家族との面会ができません。

新生児室

赤ちゃんがおっぱいを飲みたいサインを出せば、お母さんに授乳室に来ていただきます。
現在は、新型コロナウイルス感染症対策のため、お母さん以外の新生児室への入室をお断りしています。

NICU

小さく生まれた赤ちゃんや先天的に疾患を持った赤ちゃんのケアをさせていただきます。分娩室と同じフロア内にあり、緊急時にも迅速に対応できます。

お食事

当院では管理栄養士がメニューを考えお食事を提供しています。 また、食事に配慮が必要な場合(アレルギーなど)は、対応させていただきます。
必要な方は病棟スタッフにお申し出ください。

胎児外来(胎児ドッグ)

胎児ドッグとは

高性能な超音波断層装置(エコー)を用い、胎児の発育の状態や、異常の可能性の有無などについて、出生前検査として詳しく調べる検査を、希望される方を対象に自費診療(14432円)で行っています。検査前の問診、超音波検査、検査後の結果説明を含め、約1時間程度かかります。

受診方法

受診希望の方は、お電話にて予約をお取りください。
電話番号:075-251-5693 (京都府立医科大学附属病院・周産期外来受付)
受付時間:(月)〜(金)(祝日を除く) 9:00〜11:00

*お電話の際、「胎児ドック受診希望」とお伝えください。
*「多胎(現在妊娠中の赤ちゃんの数が2人以上)」の場合は検査所要時間が長くなりますので、予約電話時にお伝えください。

MFICU

当院はMFICU(母体胎児集中治療室)を備えています。部屋はすべて個室で、現在3床が稼働しています。切迫早産、前期破水、妊娠高血圧症候群、多胎妊娠、胎児発育不全、膠原病合併妊娠などのハイリスク妊娠、常位胎盤早期剥離や大量出血など集学的治療が必要な症例において、24時間体制で医師と助産師が連携をとり集中的に治療をおこなっています。赤ちゃんの先天性心疾患、消化器疾患、中枢神経系疾患などの多くの胎児疾患もMFICUで扱っており、大学病院のメリットを活かして小児科、小児外科、脳神経外科といった他科との密な連携をとりながら高度な周産期医療を行っています。

妊娠と薬外来

当院は厚生労働省事業である「妊娠と薬情報センター」の拠点病院です。科学的に検証された医薬品情報を専門の医師・薬剤師により妊婦、妊娠希望者に提供いたします。受診を希望される際はまず、国立成育医療研究センター・妊娠と薬情報センターのHP (http://www.ncchd.go.jp/kusuri/process/index.html)から問診票を用意し、センターへ郵送、センターからの折り返し連絡の後、当院「妊娠と薬外来」の予約をお取り下さい。

京都府胎児超音波遠隔診断システム

2009年11月27日に京都府胎児超音波遠隔診断システム(K-FUTS)の稼働を開始しました。 これは当院と各病院を高速回線ネットワークで結び、胎児の超音波画像を遠隔診断できるシステムで、当時国内初の試みでした。 現在まで附属北部医療センター、田辺中央病院、市立福知山市民病院、綾部市立病院、国立病院機構舞鶴医療センター、京都山城総合医療センターの計6施設と回線接続しています。これからもさらに連携病院を増やし、京都府の地域医療に貢献していきます。

助産外来

助産師外来では、助産師が妊婦健康診査と保健指導、生活指導を担当します。
正常な妊娠経過であれば、通常の産婦人科医による妊婦健診と助産外来を交互受診していただき、皆様の不安やニーズにお答えします。